2010/10/22

オリエンタルスマイル‘ファンタジー’AD/AOS

Den. Oriental Smile 'Fantasy' AD/AOS   (Den.Fukujyu x Den. Yuubae)
オリエンタルスマイル‘ファンタジー’

1991年に初花が咲いたこの交配からは‘バタフライ’や‘アカトンボ’など数多くの銘花が選抜されました。
その中のひとつ がオリエンタルスマイル‘ファンタジー’でした。


アメリカ蘭協会の会報の表紙を飾ったオリエンタルスマイル‘ファンタジー’



その個性的な色彩が評価されAD/AOSに入賞しました。
世界初ともいえる色彩が高い評価を得たのです。
※AD/AOSは色彩の優れたものに与えられる賞です。

上の写真は1998年11月のアメリカ蘭協会(AOS) の会報の表紙をオリエンタルスマイル‘ファンタジー’飾ったときのものです。






オリエンタルスマイル‘ファンタジー’



アカネ色の色彩がたいへん美しい品種です。
今までに無い色彩と見事な花付きで、各地で開催されるラン展では圧倒的な人気を誇りました。



オリエンタルスマイル‘ファンタジー’


生育が非常に素直で趣味栽培にも適しています。
花付きが非常に良く、アカネ、オレンジ系統とは思えない見事な着花で楽しませてくれます。


10号鉢に仕立てられたオリエンタルスマイル‘ファンタジー’


このような大きな鉢物にも仕立てることが出来る花付きの良さは他のアカネ、オレンジ系統の品種には見当たりません。





さて、ここまで見てきて何かお気づきになりましたか?
同じ花なの色合いが違います。なんだか別の花のようにも見えますが、すべてオリエンタルスマイル‘ファンタジー’なのです。

デンドロビュームの場合、特に黄色、アカネ、オレンジ系統の花は咲き初めと満開時の色が異なります。咲き始めの薄い色から次第に本来の色が出てきます。

下の写真は左のほうが咲き始めの オリエンタルスマイル‘ファンタジー’です。
全く別の花のようですね。
良くこの時点で「違う花が咲いた」とご連絡いただくほどです。
右にいくほど満開に近くなり、本来のアカネ色がきれいに発色しています。




このように見てみると、オリエンタルスマイル‘ファンタジー’は開花直後から満開時までの色彩の変化もじっくりと楽しむことが出来る素晴らしいデンドロビュームであることがわかります。




オリエンタルスマイル‘ファンタジー’に興味をお持ちの方はこちらをご覧ください。
http://item.rakuten.co.jp/dendro/404087/

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

TOTORO-Kと申します。

オリエンタルスマイル‘ファンタジー’良い花ですね。
自分も山本さんから2003年12月に購入して楽しませて頂いてます。
この花は、やはり咲き始めから咲き終わるまでの花色の変化ですね。
画像にあるように、初めはソフトな感じの花色が日が経つにつれて濃く飴色となり、綺麗な山吹色と茜色になりますね。
我が家の場合は、最低気温が低いので水を絞ってるため最後の頃は花弁が少し指示張ってしまって、ここまで鮮やかにはなかなかいきません。
ほんとに素晴らしい花だと思います。
花色が変化するデンドロビュームで思い出すのが、山本さんの1982~1983のカタログに載っていた 「Kasugano‘Evening’」です。この年、初めて山本さんに注文した年で、「Kasugano‘Evening’」は自信が無くて注文しませんでしたが。クリスマスチャイム‘ アスカ’その他、数株の苗を注文した記憶です。
あの、「Kasugano‘Evening’」も、どんな花だったのか見ておけば良かったと思いました(笑)

花色が変化するデンドロビュームで、お聞きしたいことが。
ピッテロゴールド‘ダイヤモンドリング’という個体は、山本さんで育てられた個体でしょうか?
ピッテロゴールドは、山本さんの登録なのでもしやと思いお聞きしました。もしあれば育ててみたいと思いまして。
教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

dendro さんのコメント...

TOTORO-K様
いつもありがとうございます。
ピッテロゴールド‘ダイヤモンドリング’についてです。
確かにピッテロゴールドは弊園の作出種ですが、ピッテロゴールド‘ダイヤモンドリング’は弊園のピッテロゴールドのいずれかの個体から生じた変異個体(覆輪)を増殖し、販売されているものでしょう。
市場に問い合わせたところ、愛知県の農家の方のようです。
写真を見たところ花形、花付きはDen.Pittero Gold 'Grace' ピッテロゴールド‘グレース’に似ています。グレースに覆輪が入るとちょうど‘ダイヤモンドリング’にそっくりです。

交配親のオボロズキにも同じような覆輪の個体を見ることがありありますので、そのような性質を持ち合わせているのでしょう。
市場出荷されているようですので、生花店などに問い合わせされてみてはいかがでしょうか。
場合によっては仕入れてくださるかも知れません。

匿名 さんのコメント...

TOTORO-Kです。

丁寧なお返事を頂き感謝してます。
山本さんの所からの個体では無かったんですね。
残念です。
でも調べて頂いたので手がかりが掴めました。
探してみます。
有難うございました。

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