2011/12/29

花芽がついてお得かも

初めてデンドロビュームを育てるという方は苗の購入のタイミングに悩まれる方も多いでしょう。

販売する側の私たちは「育ててみたい、欲しいと思った時が一番いいですよ」とお答えします。

せっかく洋蘭栽培を思い立ったのなら、思いが強いうちに初めてみるほうが良いのではないでしょうか。それは決して、私達が苗を売りたいからではありません。


植物の生育にとって一番良い時期を考えれば、春の購入が一番であると思います。温室から一般家庭への環境の変化にも馴染みやすいと思います。

しかし、実際にデンドロビュームを購入する際には、いずれの時期においても良い面こそあれ、ダメな理由がそれ程見当たりません。

以下はそれぞれの季節に購入した場合について説明しています。


  • 春であれば、弊園温室で既に油粕など肥料をしっかりと効かせていますので、夏までは水だけの管理でも十分に生長します。冬の間は温室での管理で育っているので、新芽の生育状態もよく、勢いのある苗が届くでしょう。

  • 夏であれば、新芽は大きく生長し、秋に備えてほぼ完成に近いバルブを持つ苗が届くでしょう。肥培管理など難しいことは次の春から考えます。中にはそのまま、秋口に低温に当てることができる苗もあると思います。

  • 秋であれば既に、茎が充実し、いつ低温処理しても良い状態の苗が届くでしょう。夏のような葉焼けや、病害虫の被害による失敗を避けてデンドロ栽培に取り組むことができます。

  • 冬であれば、バルブの一部に花や花芽の付いた苗が届くかもしれません。苗として管理しているので本格的な花付きではありませんが、春までのわずかな月日を育てるだけで多少の花を楽しむことができるかもしれません。

 以上のように、それぞれの季節におすすめの理由があるのです。


そして、今の時期の苗はと言うと、上記説明のように、

とても見事に花芽が付いたものや



プックリと花芽が確認できたり、



届いた後はご自宅で低温に当てるだけで良いような、十分にバルブの完成した苗が届くでしょう。

 


もしも迷われているのなら、今がチャンスかも知れません。
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