2012/10/17

苗の輸出の準備

農場では週明けに中国向けのデンドロビュームの苗の輸出が控えています。
既にその準備が始まっています。


今回輸出されるのはご覧のプラク苗。非常に良い状態の苗です。


輸出の際は梱包前に植物防疫所での植物検査を受ける必要が有るために、殺虫、殺菌処理が施されます。
数量は2万本と海外への供給量としては少い方ですが、全ての苗を完全な状態で納品しなくてはなりません。



たった一匹の害虫の混入も病気の発生も許されませんので、薬液に完全に沈めてしまいます。




植物全体に農薬が行き渡ります。


このあとしっかり乾かしてやります。
水分が残っていると梱包の中でカビを発生させる原因となるからです。
現地の検疫で引っ掛かり、ストップになってしまいます。

十分な乾燥のあと梱包作業が控えています。